ジャガイモの種類・品種

新種育成が農家によっても突然変異を利用して公的機関以外でも行われています。日本では品種は98種類あります。(2011年現在)


男爵薯(だんしゃくいも)
メークイン
キタアカリ
とうや
ワセシロ
トヨシロ
ホッカイコガネ
インカのめざめ
デジマ
ラセット・バーバンク
シンシア
発見者にちなんで命名されたと伝えられています。生食用品種です。「アーリーローズ」の白色変異種として1876年に発見されました。「(Irish Cobbler、「アイルランドの靴直し職人」)アイリッシュ・コブラー」 という英名を持っています。なお。何らかの雑種由来と最近では考えられています。それは、「アーリーローズ」由来説は近年の調査で否定された からです。「アイリッシュ・コブラー」が品種の正体であることは後に成って分かったそうですが、日本にイギリスから持ち込んで定着させたのは 川田龍吉(かわだ・りょうきち)男爵です。1908年で明治時代でした。煮くずれしやすいのですが、食感がほくほくしておりおいしいです。ほくほくの理由 はでんぷんが多いからと言われています。こうした理由から、潰してから使う料理(コロッケ、マッシュトポテトや粉吹き芋など)に適しています。 皮がむきにくいといわれています。それはでこぼこしており大きく芽の部分がくぼんでいるからです。この品種は東日本で主流となっています。薄紫 色の花を咲かせます。
日本に持ち込まれたのは大正時代でした。1900年に民間に栽培されていたものがイギリスで登録されました。”May Queen”という英名を持ちます。 生食用品種です。煮くずれしにくい点が男爵イモと異なります、ねっとりとしています。その理由から、料理の中でも煮て調理する料理に適しています たとえば肉じゃがやシチューやカレーなどです。皮は剥きやすいです、それは男爵いもにくらべるとでこぼこがひどくなく、長い形状だからです。 日本での消費は西日本で多いようです。イギリスでは現在ではもう忘れ去られているような存在だそうで、特に日本で世界的に見ても人気があり ます。正しい名称は「メークイン」です、たまに「メイクイーン」と呼ばれることもありますが正しくはないそうです。紫色の花を咲かせます。
1987年に品種登録されました。農林水産省北海道農業試験場(現:北海道農業研究センター)で育成したものです。ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を付与させて 男爵いもを母親として品種改良されました。生食用品種です。ビタミンCやカロテンの含有量が多いといいます。マッシュポテトや粉吹き芋など 男爵いもと同じような調理方法に適しています。色は黄色が強いです。
1995年に品種登録されました。北海道農業試験場で育成されました。ジャガイモシストセンチュウ抵抗性およびウイルス病(PVY)耐性を目的として 作られました。生食用品種です。ビタミンCやカロテンの含有量がとても多く、黄色い内部の色を持っています。ポテトサラダに適しています、それは 口当たりが滑らかだからです。黄爵(こうしゃく)と名付けて独自ブランドとして販売しているJAもあります。それはJAたんの(現:JAきたみらい端野支所)です。
新じゃがポテトチップの材料として使用されることが多いです。1974年に品種登録されました、北海道立根釧農業試験場で育成されました。 生食(加工)用品種です。
揚げると男爵に比べ色合いがよいですが男爵イモに比べると風味は劣るといいます。ポテトチップの材料として生産されている品種です。1976年 に品種登録されました。北海19号とエニワの交配種です。加工用品種です。
メークインの代替品として店舗に並ぶことも多いです。収穫時期がメークインより遅いからです。「コスモメーク」、「黄金メーク」などの別名で呼ばれる ことも多いです。メークインを上回る煮くずれに対する強さを持っています。色は少々黄色みを帯びています。形はメークインと似ていて細長い形 をしています。1981年に品種登録されました。「北海51号」を父、「トヨシロ」を母として交配された品種です。生食用品種です。
糖度は長期冷蔵貯蔵によってさらに増します。その風味を生かした本格焼酎の原料にも近年ではなっています。おもな産地としては幕別町(北海道 十勝地方)があります。高価なジャガイモです。生産量が少ないからです。人気は生食用として高まってきています。長期の保存には適していません すぐに発芽しやすいからです。他の品種と比べて栽培は難しいです。病害虫に弱いからです。収穫は少ないといいます。食味はクリやサツマイモに 似ていて甘味が強いです。長日状況下の日本で栽培できるように開発した2倍体の品種です。Katahdinというアメリカの品種の半数体と小粒で食 味が良いアンデス産の(S. tuberosumではなく、2倍体のP. phureja)を交配して作られました。黄色みの強い小粒の品種です。種苗登録されたの は2002年です。
日本では加工品の輸入にもっぱら頼っています。日本では収量が環境の違いによって得られず栽培されていないからです。フライドポテトに 向いています、大きさが大きいからです。イモの表面の特徴である「ざらざら」にちなんで「ざらざらした」という意味の”Russet”と命名されました。 1910年頃に「バーバーンク」という種苗家ルーサー・バーバンクが1875年にアメリカで開発したイモの突然変異によって誕生しました。 “Russet Burbank potato”という英名を持っています。